★社員ブログ

心配性で慎重すぎる私にも、ついに天職が見つかったかもしれません…!

2023.02.22

今回の投稿者
サンセリテ札幌
お客様係
渡邉

いったい何泊する気?旅行バッグはいつもパンパン!

自分でもイヤになっちゃうんですが、昔から心配性で、何をするにも慎重すぎるところがあるんです。

例えば旅行の荷づくり。「雨で服が濡れちゃったらどうしよう」とか「もし子どもが熱を出しちゃったらどうしよう」とか考えすぎるあまり、服を何着も持って行ったり、体温計や冷えピタ、鎮痛剤やカイロまで何でもカバンの中に詰め込んで。そのほとんどが現地で買えば済むものなのに、おかしいですよね。

家族キャンプ。このテントの中にはどれほどの荷物が積まれているのか・・・。

その調子で、家族全員分のバスタオルやハンドタオルも何枚も用意すると、本当にとんでもない量になって。いったい何泊するの?という状況に毎回陥ってしまっています。

待ちぼうけ、バイトが決まらない、買い物できない、外出できない。ああ、損ばかり…。

心配性なのは、学生の頃からずっと変わっていません。当時はスマホなんてなかったから、友達と遊びに行く時は必ずJRの時刻表を持って、絶対に乗り間違えたり遅れたりしないようにして。いつも待ち合わせの15分前には着いておかないと気が済まないタイプでした。でも友達は案外ルーズで、何十分も待たされてしまうことも多かったですね。

最近の私、渡邉。スマホのありがたみを感じています。

アルバイトを探す時も、求人誌をくまなく読んで「本当にこの仕事で大丈夫?」と、応募期限ギリギリまで探して…。意を決して電話する頃にはいつも「もう別の人に決まっちゃったから」と断られてしまう始末。

買い物は今でもすごく悩みますね。最近はインターネットでの買い物が多くなったのですが、よく使うショッピングサイトのカートは買おうか迷ってとりあえず入れておいた商品でパンパン(笑)。で、いざ購入しても、受け取り時にまたもや心配性が発動して。「今日の13-15時に届く予定だけど、もし早く届いたらどうしよう…」と、結局、1日中外出を諦めたりすることも。ただ、自分のじゃない、子どもや旦那の服は迷わずポンポン買えちゃうので、これもまた不思議ですよね(笑)。

夫は大雑把な人。子どもは果たしてどちらに似るのか・・。

こんな性格のおかげで、あることを20年以上続けられています。

慎重すぎる性格のせいでちょっと損してしまうことも多かったりもしますが、この性格が良い方に転ぶ場合もあるんですよね。それが「お芝居」の時です。

実は私、サンセリテの仕事とは別に、20年以上「舞台女優」をやっています。札幌市内の小劇場を中心に、有名な俳優さんが主演した映画まで、多くの舞台でいろんな役を演じさせてもらってきました。

舞台写真。女総理役です。

お芝居では台本をもらったらまず演技プランを考えるのですが、その時も「演出さんのイメージと合わなかったらどうしよう…」と、何パターンもプランを用意するようにしています。だから、どんな演出であっても、ある程度対応できるんです。

加えて、自分の出番だけでなく、その前後の状況まで把握しておくようしているので、自分以外の役者さんが体調不良などで休んだ時には代役を演じることも多々ありました。そういう姿勢を重宝してくれる監督やスタッフさんのおかげで、長年、細々ではありますが舞台女優を続けることができています。

サンセリテの仕事にもぴったり。決めた、心配性を貫いていくぞ!

それに舞台女優の経験は、サンセリテでの仕事にも活きているんです。今はコミュニケーションセンターでお電話でのお客様相談窓口をやっているのですが、台本に慣れているせいかトークマニュアルを覚えるのも早いみたいで。「舞台女優さんだから声色もいいし、話し方もスムーズで自然だね」と、先輩社員さんから褒めてもらえることもあります。

職場のみんなと。舞台と両立できています。

お客様が悩んだり困ったりしていないかいつも心配な分、お客様のお話にしっかりと耳と傾け、お気持ちに寄り添った対応を心がけています。そういう意味では、今の仕事は慎重すぎる性格の方が向いているのかもしれませんね。

こういう考え方や性格でもう何十年もやってきてしまったので、今さら変われないですし、もはや変わりたいとも思いません(笑)。むしろ「心配性を貫いていくぞ!」という気持ちで、これからもやっていきたいですね。

あ、でも、大学時代、キャンパスに貼ってあった演劇サークルのポスターを見た時は、いっさい迷わず入部しましたね。あの時の行動力は、自分とは思えないくらいすごかった。人生ってつくづく不思議なものですね。

この記事を書いた人

渡邉

サンセリテお客様係。北海道当別町出身。学生時代に演劇を始め、出産育児でのブランクを挟みつつも、現在も舞台に立ち続ける。2020年にサンセリテに入社、お客様とのコミュニケーションに刺激を受ける日々を送る。家では小学生の息子に振り回され、時々休みの日に一人着物姿で観劇に行くのが貴重なリフレッシュタイム。

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