★サンセリテ札幌広報部

新卒生が企業に与える影響ってすごい!サンセリテCSOの平野さんに聞きました!

2023.03.06

新卒生の影響力は、計り知れない!

矢内 サンセリテ札幌は設立から25年、今まさに変革期。2022年度より5年ぶりの新卒採用を始め、現在も力を入れています。平野さんは「企業は新卒生を積極的に採るべきだ」とよくおっしゃいますが、なぜそう思うのか、改めてお聞かせください。

平野 新卒生が企業に対して持つ影響力は凄まじい!と自分のキャリア経験から感じているからです。①会社に新しいカルチャーを作る、②既存社員の意識を未来に向けさせる、この2つの実現には新卒生が欠かせません。

まず、①について。ビジネスに正解はないからこそ、どんどん新しいことに取り組んで正解を作りに行くカルチャーが企業の成長には必要です。しかし働いているうちに「会社の常識」に囚われてしまうのが人間というもの。一方、新卒生はまっさらで固定観念がないので、臆することなく新しいことに取り組めます。

矢内 そのためには「自由な発想で考えてみよう!」と会社側から何度も伝えて、新卒生の背中を押すこと大切かなと思います。

平野 そうですね。あとは同期の存在も非常に大切です。価値観や考え方を精錬させていくためには「会社についてこう思う」「こんなアプローチ方法はどうか」といった壁打ちをフランクにできる相手が必要ですから。

矢内 サンセリテとしても、新卒生がビジネス的により高い視点を持つために同期は必要だと考え、2022年度は3人の新卒生を採用しました。②既存社員の意識を未来に向けさせる、についても教えてください。

平野 新入社員には社員全員の目が向くので、若い人が毎年入ってくると自然と未来に対する会社づくりを意識するようになりますよね。それに新人が頑張ると、既存社員も「負けられない!」と成長意欲が刺激される。また、人って人に教えることで最も成長するので、新卒生を育てる過程で先輩社員も成長することができます。

矢内 新卒生が先輩や会社に与える影響は、売上などといったお金では表せない価値がある。だからこそビジネススキルがないことに萎縮せず、「自分にはちゃんと役目があるんだ」と自信を持って入ってきていただきたいですね。

サンセリテ顧問(CSO) 平野龍一

20代は、当事者意識を持って働ける会社へ行こう!

矢内 就活は学生さんにとって一大事。最初の会社はどんな会社にするべきか悩んでいる方も、たくさんいると思います。公務員からベンチャー、大手企業まで様々なビジネスモデルを見てきた平野さんは、学生さんにどのような会社を薦めたいと思いますか?

平野 とにかく、20代で実力をつけられる会社です。 たとえばマネーフォワードで働いていた時、新卒生に「3年以内に先輩方を超えてください」と言ったところ、実際に彼らは社内のコミュニケーション方法で新しいツールを導入したり、顧客への価値提供で新しい仕組みを作ったりと急成長しました。そんな実例もあるので、新卒でベンチャー企業や中小企業に入る意義は高いと僕としては思いますね。20代の過ごし方によって、30代以降の人生の可能性が大きく受わってきますので、若手が挑戦して成長できる環境か、という点で言うとサンセリテはいかがでしょうか?

矢内 正直に申し上げると、まさに今が転換点、企業側も変わろうとしているタイミングです。だからこそ新卒生の力を借りて、今まで以上に個人の成長をサポートする、新しいカルチャーを作ろうと取り組んでいます!第三者である平野さんの目から見て、新卒生が最初に入る会社として、サンセリテにはどんな魅力があると思いますか?

平野 まず、規模感ですね。サンセリテは限られた人数の社員で成り立っているので、一人ひとりがきちんと影響力を持って仕事に携われる環境になっています。当事者意識は、仕事を楽しむ上で欠かせませんから。

矢内 確かに、そうですね。僕も「自分に何ができるか」を意識して仕事をするようになってから仕事が鰻登りで楽しくなりました。サンセリテには自分の意見を言いやすい風土があるのも、自分ごととして仕事に関われる理由かなと思います。

平野 サンセリテには社長とも対話できる環境がありますが、トップの考えを知り、トップと話せるということは、自分に合う会社かを見極める上でもすごく大事なことだと思います。

楽しいかどうかは成長できるかどうかにも繋がるので「苦痛を感じる環境で仕事をしてはいけない」と、僕は学生さんにずっと伝えています。

矢内 新入社員も当事者意識を持って、楽しく仕事ができる環境を提供するのは企業側が努力しなければいけないところですよね。勉強になります。

誠実に、挑戦したい方、募集!

矢内 続いてサンセリテはどんな人物に入っていただきたいか、という話をしていこうと思います。そもそも企業は学生さんのどこを見るべきか、平野さんはどう思いますか?

平野 1番は、理念、ミッション、ビジョンへの共感度が高い人物かどうか。その次に、相手が何をいっているかを本質的に理解して、質問に対して適切な回答ができる人物かどうかが大事だと思います。

矢内 本質的な部分ですね。

平野 スキルは後からいくらでも身につきますからね。ビジネスは必ずチームでやるので、相手の気持ちがわかるとか、思いやりがあるとか、ウェットな部分が凄く重要なんです。自分自身ときちんと向き合えている人はそういうところが強いなと思いますね。

あとは素直さも大切ですね。人の考えを素直に吸収できる能力があるかどうかによって、その後の仕事への取り組み方はかなり変わってくると思います。

採用チームとしては、どんな人物を求めていますか?

矢内 誠実さ、真面目さはサンセリテが培ってきた大事な企業文化なので、これから社員になる方にも必要な点だと考えています。それに加えて「自分の視野・世界を広げるために学び続けたい」という想いを持った方に来ていただきたいですし、企業としてもそういう方が活躍できる環境を作っていきたいと思います。

平野さん、ここまでありがとうございました。最後に学生さんに伝えたいことはありますか?

平野 学生の皆さんには「これは誰のための仕事選びか」ということを、本当に真剣に考えて欲しいですね。僕自身が公務員よりもビジネスの方が性に合っていたように、「安定=幸福」ではないよ!と声を大にして伝えたいですね。ぜひ、自分のための仕事を選んで欲しいと思います。

矢内 自分のための選択、本当にそうですね。平野さん、ありがとうございました。

この記事を書いた人

矢内 穂高(やないほだか)

サンセリテ札幌で商品開発、企画、資材調達、在庫管理などを担当。島根県松江市出身。大学進学時に札幌に移り、そのまま札幌の女性と結婚して定住。二児の父。趣味はテニス・キャンプ・読書。健康診断オールAという体を保ちながらも、"ものもらい"発症率ランキングはサンセリテのダントツNo.1。

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