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週末のリビングは、キャンプ場!?〜サンセリテ札幌 矢内さんの休日 編〜
2022.05.16
サンセリテ札幌には、北海道のさまざまな地域で生まれ育ったメンバーもいれば、本州出身で進学や結婚を理由に北海道に移住してきたというメンバーもいて、一人ひとりが思い思いに「北海道での暮らし」を楽しんでいます!今回は、島根県で生まれ、札幌に移住してきたサンセリテ札幌・クリエイティブマネージャーの矢内(やない)さんが登場!北海道キャンプの魅力と愛を語ります。
勝負はたったの5ヶ月間!
すみれ
矢内さんはサンセリテ随一のキャンプ好きだと聞きました。
サンセリテ札幌 矢内(以下、矢内)
はい!北海道のキャンプシーズンは主に5月〜9月の5ヶ月間。その間はほぼ毎週末行っています。
すみれ
毎週末!毎回準備するのは大変なのではないでしょうか?
矢内
それが、そうでもありません。「準備の手間は最低限に」が矢内家のキャンプポリシー。キャンプ道具は基本的に車に積みっぱなしなので、準備するのは食器や食材くらいですね。食材もその時冷蔵庫の中にあるものを持って行きます。
矢内
特別なことをせず、生活の場をキャンプ場に移す。それが矢内家のキャンプです。
すみれ
キャンプというと「特別な日」「アウトドアを楽しむイベント」というイメージがありますが、そうではないんですね。
矢内
そうですね。うちでは自然の中でひたすらノンビリする日です。明るいうちからお酒を飲んで読書して、きれいな景色を見ながらご飯を食べる。それだけでもう、最高です。子ども達もその辺を思いっきり走り回って楽しんでいます。
すみれ
ご自宅からキャンプ場は近いんですか?
矢内
札幌市内からだと、一番近いところは車で25分で行けます。1〜2時間以内だと、どこに行こうか迷うくらい、たくさんのキャンプ場がありますね。利用料もリーズナブルで1000〜3000円程度。無料のところもあります。
すみれ
ほんとに、キャンプが身近な存在で羨ましいです!
矢内
はい。北海道のキャンプは本当に手軽。生活の一部です。
楽しいキャンプには夫婦の連携が不可欠。
矢内
キャンプ場によっては予約が必要なところもあります。4月、予約受付が始まると、電話やネットで片っ端から予約をします。もし行きたいところが予約で埋まってしまっても諦めません。キャンセルで空くチャンスを虎視眈々と狙います。仕事中は予約作業を妻に託すなど、まさに夫婦の協力が要です。
すみれ
今まで行った中で、特に印象に残っているキャンプ場はありますか?
矢内
富良野にある「星に手のとどく丘キャンプ場」という所です。羊が放牧されているのですが、警戒心が無くて人懐こいため、ふわふわの体を触ることもできます。
すみれ
北海道ならではですね!
矢内
そして、そのキャンプ場の名物が「ジンギスカン」。可愛いこの子たちがこうなるのか…という、なんとも不思議な気持ちになりました。
すみれ
なるほど…。「食育」ですね。
矢内
もちろんキャンプ場の名前の通り、星もとっても綺麗なんです。澄んだ空気と灯りのない環境のおかげで、星が降り出しそうなくらいの夜空を見ることができます。予約開始日は電話が繋がらない程の超人気スポットです。
すみれ
私も今すぐその場所へ行って、美しい星を見て、思いっきり深呼吸したいです!他にも北海道らしい体験はあるのでしょうか?
矢内
北海道のキャンプ場には、時折、シカが出ます。とってもチャーミングなんですよ。子どもも大喜び。リスもしょっちゅう見ます。あと、夜は食材をちゃんと片付けないと、キツネに取られます・・。
矢内
どこかでヒグマが出没すると、近くのキャンプ場は一帯が予約取り消しになります。キャンプ中に「クマが発見されました」と有線放送が入ることもあります。電気柵などでキャンプ場も対策をしていますが、安全を徹底するためには仕方ありません。そういう時は残念ですが、諦めます。
すみれ
矢内さんのキャンプ愛は、クマにしか止められないのですね。
油断は禁物!?5月でも・・・
すみれ
北海道のキャンプは涼しいんだろうなーと想像しています。
矢内
湿度も低いので快適ですよ。でも、逆に寒さのリスクが…。5月や9月でも、最低気温は5度。20度ある日中は半袖で走り回っている子供達も、夜になると防水冬仕様のつなぎを着て、寝袋と3枚の毛布をかけて寝ます。
すみれ
すごい寒暖差ですね!
矢内
去年のゴールデンウィーク、車が小さくて防寒具を詰め込みきれず、毛布を2枚ほど家に置いていったんです。もう5月だし、コートと寝袋と数枚の毛布もあるし、大丈夫かなと思ったのですが…ダメでした。限られた毛布は子供達へ。私たち夫婦は寒すぎて眠れず、代わりばんこに車内で暖を取ってテントに戻って、を繰り返して一晩明かしたこともあります。
すみれ
ひええ!冬じゃないからといって、油断は禁物なんですね…!
矢内
寒さに対しては「100%の備えが必要だ」と身をもって実感しましたね。教訓を生かして、思い切って車を買い換えました。それまではパズルを組むようにキャンプ用品を積んでいましたが、これからは余裕を持って道具を積めて、毛布もバッチリ。快適なキャンプライフが送れそうです!
札幌ってすごい!
すみれ
自然豊かな島根県で生まれた矢内さんは、移住先の北海道札幌市で、キャンプを通して自然の魅力を全身で受け取っています。札幌に住む魅力はなんだと思いますか?
矢内
車に乗って1〜2時間で何でもできることですね。都会で便利な札幌。でも少し札幌から離れると、北海道の雄大な大自然。キャンプ、観光、グルメ…、特別なイベントが、全て生活の中にあります。自然が豊かだけど、何でもある。ゆったりしているけど、アクティブ。相反しそうな2つが、矛盾することなく存在しているのが札幌という場所。常に週末が楽しみです。
この記事を書いた人
すみれ
サンセリテ編集室イラストレーター。東京都生まれ三重県育ち。営業とイラストのお仕事を担っています。お弁当持って山に登ったり、サイクリングに出かけたりするのが最近のブーム。パン屋と精肉店に目がない。