私がサンセリテ

生真面目な私さようなら。ラフな私こんにちは。

2022.06.10

サンセリテ札幌の社員が、自分のこれまでの人生や仕事をせきららに語る連載「私がサンセリテ」。第2弾は、山崎が担当します。サンセリテのお便りやてづくり新聞、サイトなどで、「自分の姿」をお見せすることが多い私ですが、根は真面目で引っ込み思案。。。最初は、自分の顔を出すなんて、恥ずかしくて恥ずかしくて嫌でした。そんな私も最近、ちょっとずつ変わってきました。その背景を少しだけお話しできればと思います。





今回の投稿者
企画係 山崎

積極的な私が、ある日を境に、引っ込み事案に。

小学校の中学年くらいまでは、授業で「はいッ!」って積極的に手を挙げるタイプ。いろんな委員会も「私やります!」という感じでした。習い事もたくさん。週1回の水泳や書道、週2回のバレエ。「もっと練習させてほしい」と親にせがんで習い事の日数を増やしたりして。バレエの発表会で、お客さんに見てもらうのも好きでした。本当によくやっていたと思いますね(笑)。

バレエに夢中だった頃の私。発表会を終えた後に記念撮影。

でも、ある日を境に急変しました。5、6年生の時、自分で手を挙げて発言して、皆の前で間違っちゃった。些細な出来事ですけど、がんばっていた分、余計に恥ずかしくて。それ以来、あまり前に出ない子に変わっちゃったんです。真面目だったんだと思います。学校のルールは絶対に守らなくちゃダメで、先生に怒られないように優等生でいようって思ってましたし。だからなおさら、間違ったのがショックだったのかもしれませんね。

図太くなれた、という成長。

中学・高校も、全然前に出られないままで。変われたのは、大学に入ってからですね。札幌で一人暮らしを始めたんです。そもそも地元の旭川に大学が少ないというのもあったんですけど、「このままずっと家にいたら甘えちゃうし、成長できないな」と感じていて。家と学校だけの狭い世界に閉じてしまうのが、嫌だったのかもしれないですね。

札幌に出てきてからは、少しだけ強くなりました。なんでも自分でやろう、やるしかないと思えるようになって。幼い頃からどんなに小さい虫でも大っ嫌いで。一人暮らしの部屋にクモが出た時も、自分で退治するしかないから、バルサンしたらクモの死骸が100匹以上も! そんなのも平気になりました。強くなったというより、図太くなったという方が正しいかもしれません(笑)。

うちの母はしっかり者で、お掃除もきれいにしていたし、料理もお弁当づくりも完璧で。だから私も何でも「こうすべき」とか「計画的に進めなきゃ」とか、勝手に思い込んでいたんですけど、そういうのもなくなりました。部屋も毎日きれいになんかできないですし、バイト終わりにカラオケでオールして、帰ったらそのままゴロ寝しちゃったり。いい意味で、キッチリしていない自分を許せるようになりましたね。

だんだん積極的になってきた?大学生活

旅が好き。観光地より、現地の人の感覚を知りたい。

大学では、ゼミで八雲や積丹、ボランティアで東北に行って活動をする中で、いろんな土地を旅するのが好きなったんですが、なかでも衝撃を受けたのは「沖縄」でした。家族で行った時に「なんて良いところなんだろう!」とハマって。人も、話し方も、暮らしも、全部ゆったり。北国とは全然ちがって、そこが良いなと感じたんです。社会人になってからは沖縄の離島も旅したことがあるのですが、有名な観光地を巡るよりも、そこに住んでいる人たちの暮らしを見るのが好きで。普通の住宅街を歩いて、民家とかスーパーとかコンビニとか。現地の人の感覚を感じたいんですかね。

でも、そういうところも意外と、今の仕事にもつながっている気がします。お客様からお電話をいただいた時も、「どんな朝ごはん食べたんだろう?」「どんなお部屋でしゃべっているんだろう?」「今、お膝が本当に辛いんだな。山の方に住んでいらっしゃるから、コンビニ行くのも辛いのかな」「ご家族は近くにいるのかな?」と、お客様の暮らしを想像しながら、じっくり会話するようになりました。

祖父との別れが、変わるきっかけに。

それともうひとつ。去年の頭に、祖父が亡くなったんです。何年も前から認知症を患っていて、コロナで会えなくなったこともあって、最後の数年間は会話すらできませんでした。そういう私自身の体験があるからこそ、お客様から「コロナで誰とも会えなくて…」と聞くと「わかります。辛い思いをしているんですね」と、以前よりも一件一件のお電話が長くなったように感じます。

これまでの私だったら、自分の興味関心をお客様に押し付けてはダメ、というスタンスでした。でも、最近はお客様のお話をなんでも聞きたい。たとえば、「珍しい犬を飼っているのよね」と聞いたら、「え、どんなワンちゃんなんですか!?」ってツッコんじゃう。というのも私、「人生には犬が欠かせない」というくらい大の犬好きでして。それで盛り上がっちゃって、10分以上も雑談して、最後は私の名前を呼んでもらえて、笑って電話を切って。「ああ、これがやりたかったコミュニケーションなんだ」って、最近実感しています。

上司にも、ズバズバ言う同僚。私も!

「サンセリテの広告や冊子に出演してほしい」と上司に言われたときは、「え〜〜〜〜〜〜」って思いました。嫌だなぁって(笑)。小学生の頃のように、失敗したくない。怒られたくない。でも、自分の顔を出したら、みんなから褒められた。お客様からも、同僚からも。「山崎さん、いいね!」「いつも応援しているよ」「ありがとう!」って。驚きました。自分が前に出ることが、誰かの喜びにつながるなら、と最近は、どこでも積極的に出ていきます。健究体操も、(バレエを習っていたのに)からだが硬いので内心は「イデデデデ!」って感じですが、どんなときも満面の笑顔で。からだ、張っています(笑)。

最新号の健究室にも、登場しています(笑)

少しずつ強くなれて、少しずつ自分を表現できるようになれて。昔の自分がだんだん戻ってきているのかもしれません。それは一緒に働く仲間や先輩のおかげもあると思います。特に、上司に対しても、けっこうズバズバ言う、同僚の影響が大きいかも。でも、その言い方も絶妙でイヤな感じがしない。上司も何を言っても大丈夫な雰囲気をつくってくれていて。「私も!」と思って、最近は、ズカズカ踏み込んでいます(笑)。

チームのみんなと。

やっぱり根が真面目なので、「去年作ったこのチラシ、今年も同じクオリティじゃダメだ。もっと良くしなきゃ!」って、変に追い込みすぎちゃうことも。そんな時はできるだけ「ま、いいか」とか「これは明日でいいや」と肩肘を張らないようにしています。頑張りすぎないことも大事だな、と思えるようになってきました。真面目なだけじゃ、成長できない。自分におおらかになれるからこそ、人にも寛容になれるということもあると思うんです。

逆に、祖父と最期に話せないままお別れしてしまったこともあるので、もう同じ後悔はしないよう「どんな小さなことでも、迷ったらやろう!」とも決めているんです。と言っても大それたことじゃなくて、ご飯屋さんで気になるメニューあった時に「ちょっと高いなあ…でもこれで!」と頼むくらいですけど(笑)。

決められたルールに沿って間違えずに生きていくだけじゃ得られない、豊かな人生や仕事の経験を増やしていきたい。本当に少しずつですが、そんな風に自分が変わり始めていることがちょっと嬉しいんです。

この記事を書いた人

山崎

サンセリテ企画係。北海道旭川市出身。大好きな街、大好きな家族のもとを離れて、大学進学と同時に札幌へ。卒業と同時に、サンセリテ札幌に入社。サンセリテ通信、はじめましてペーパーの編集長。ほか数々の広告制作に携わる。いまでも、高速バスが旭川市に入る瞬間は、胸がぎゅっとする。やっぱり旭川が好きです。

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