Life in 北海道

半径30キロ、街がまるごとスーパーマーケット!〜サンセリテ札幌 下田さんの食卓 編〜

2022.07.13

サンセリテ札幌には、北海道のさまざまな地域で生まれ育ったメンバーもいれば、本州出身で進学や結婚を理由に北海道に移住してきたというメンバーもいて、一人ひとりが思い思いに「北海道での暮らし」を楽しんでいます!今回は、江別市で生まれ育ったサンセリテ札幌・商品管理係の下田(しもだ)さんが登場!江別の街中から食材をハンティングして、絶品のおうちグルメをつくります。それではレッツゴー!

札幌から車で30分。レンガの街、江別市。

すみれ
下田さんは江別市で生まれ育ち、現在は札幌市にお住まいなんですね。
サンセリテ札幌 下田(以下、下田)
はい。実家が江別市にあるので、今でも江別市にはよく行きます。
すみれ
北海道は広いので、結構遠いのではないでしょうか?
下田
そんなことはありませんよ。江別市は札幌市のすぐ隣にあるので、車を30分走らせたら到着です。
すみれ
特産品などはありますか?
下田
赤レンガですね。バス停、歩道、駅前のアート…さまざまな場所にレンガが使用されているんですよ。このEBRI(エブリ)という建物は歴史ある赤レンガ工場を改修してつくられた商業施設で、江別の野菜や海鮮、手作り雑貨を楽しむことができます。
すみれ
ぜひ行ってみたいです!江別は札幌みたいに都会的なんですか?
下田
いえいえ!市街地をちょっと抜けると小麦畑、野菜畑、そして牧場が広がっていて、とってものどかです。とはいえ、何もない田舎だと侮ってはいけません。実は、美味しい食材が至る所にたくさん隠されています。私にとって、江別市は街全体がスーパーマーケットのようなものです。

実は、製パンの聖地。

すみれ
レンガの他に、江別市の特産品にはどんなものがありますか?
下田
小麦ですね。江別市は平野で風が強く、空気が流れるので作物が虫に食い荒らされづらい土地。そのため少ない農薬で栽培・生産できるんです。中でも有名な品種が「ハルユタカ」。製パンに適した小麦として広く知られていて、実際、江別市のパン屋さんはこの国産小麦を使用しているところが多いんです。
すみれ
すごい!まるで専門家のように、スラスラと答えてくださいました。
下田
実は私、パンが大好きで、調べているうちに知りました。ここで、私のイチオシのパン屋さんを紹介しても良いですか?
すみれ
ぜひぜひ、お願いします!私もパンには目がないので嬉しいです!
下田
一軒目は「ぱん屋ニレカゼ」さん。食パンをはじめ、バリエーション豊かなフォカッチャが人気です。私は食事パンが好きなので、ずっしりしていて、噛めば噛むほど小麦の味が舌に広がるここのパンはたまりません。特に「ニレ」という名の、江別産ハルユタカ100%で作られた食パンが好きです。

もう一軒は、「ほっぺぱん」さん。コッペパンサンドが有名で、自分で具材を選んでオリジナルのコッペパンを作ることができるユニークなお店。水曜日には季節の旬の野菜も売っていて、全く苦味がなくて甘い「こどもピーマン」や、白色のとうもろこしなど、面白い野菜があるのでついつい買ってしまいます。
すみれ
そのお野菜も、江別市で採れたものですか?
下田
そうですね。街のいたるところに野菜の直売所があるんです。畑で収穫したばかりの新鮮な野菜が、プラスチックケースにどーんと売られていて。特に美味しいのが、ブロッコリーとトマト。野菜の甘みがぎゅっと凝縮されていて、夏場は必ず買っています。

珍しいものだと、ルバーブ!赤いセロリのような見た目で、酸味が強いので、甘酸っぱいジャムにするのがおすすめです。
すみれ
ルバーブ、私も大好きです!でも、採れたては食べたことがないなぁ、羨ましい!

なんでスーパーかって?お肉や乳製品も豊富だから。

すみれ
パンと野菜が揃いましたね。もしここにお肉もあったら最高だなーと思うのですが…?
下田
あります!
すみれ
さすが、美食の街ですね!
下田
江別市でお肉といえば、「トンデンファーム」さん。牧場の運営や、ベーコンやソーセージなどを製造している会社です。行者ニンニクが練り込まれたソーセージなんて最高ですよ〜。
すみれ
想像するだけでビールが飲みたくなってきました。
下田
トンデンファームの牧場では、豚の他に有名黒毛和牛も飼育されていて、直売店で購入したり、運営しているレストランでもお腹いっぱいいただけます!
すみれ
牧場があるということは、江別市は乳製品も有名なのでしょうか?
下田
そうなんです。江別市で乳製品といえば、「町村農場」さんです。牛乳、ヨーグルト、アイス、クリームチーズも有名ですが、私のイチオシはバターです。「ニレカゼ」さんで購入した国産小麦の香り高い熱々のトーストの上に、濃厚でほどよい塩気のバターをとろーり…。
すみれ
うわわ、想像しただけでよだれが!(笑)

ビールだって地元産!つまみもぜんぶ江別で。

すみれ
パンにお野菜、お肉、乳製品までもゲットできましたが、ほかにも買い足すものがあるんですか?
下田
実は私、ビールも大好きなんです!最近ハマっているのが、江別にある小さな工場でつくられている「ノースアイランドビール」。毎月、工場直売所がOPENする土・日に買いに走っています。(笑)
すみれ
なんとビールまで地元のものですか!でもそうか、小麦の産地なら納得ですね。おつまみは、何を合わせるんですか?
下田
今は北海道で採れるツブ貝がおすすめです。近所のスーパーには、大きな真ツブから、小さな青ツブまで、用途に合わせて使い分けられるくらいいろんな種類が売っています。私はツブ貝を、朝採れのプチトマトやブロッコリーと一緒にアヒージョにして、パンをひたひたに浸していただいていますよ〜。
すみれ
あぁもうだめだ〜お腹がすいてたまりません!

江別市って、こんなに美味しい!

すみれ
江別の街中で買い集めた食材でどんな料理ができるのでしょうか。ワクワクが止まりません。
下田
さあ、できました!

すみれ
うわあ〜!なんてステキ!こうして自分で選び抜いた食材で、自分の好きなよう作ったご飯は、レストランでの食事とはまた違う美味しさがありますね。
下田
手近なスーパーで全て済ましてしまうのも便利ですが、たまには時間と手間をかけて、食材を一つ一つ集めてみる。それは、今まで知らなかった歴史や風土、場所の魅力を知ることにもつながります。手間と時間をあえてかけるからこそ、出来上がったご飯の美味しさも格別です。
この記事を書いた人

すみれ

サンセリテ編集室イラストレーター。東京都生まれ三重県育ち。営業とイラストのお仕事を担っています。お弁当持って山に登ったり、サイクリングに出かけたりするのが最近のブーム。パン屋と精肉店に目がない。

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