コンプレックス万歳!

猫舌も悪いことばかりじゃない。私だけの小さな幸せ、見つけました。

2022.08.08

他の人に自分のコンプレックスを打ち明けてみることで、実はマイナスばかりではなくって、得していることもあった。話してみる事で凝り固まった考えがほぐされて、自分がちょっとだけ好きになった。まさにコンプレックス、万歳!そんな話です。

今回の投稿者
旅行と美味しいもの大好き
サンセリテ札幌 企画係
山崎

こってりラーメンが大好き!なのに…。

私は幼い頃からずっと「猫舌」です。本当は熱い食べ物は熱いうちに食べたい。でも食べられない…。例えばラーメン。こってりラーメンが好きだけど、油の膜が張っていて、なかなか冷めてくれません。いつも食べ終わるまで30分以上かかってしまう。いつまで経っても減らなくて、後半には「私、今日、油そば食べに来たんだっけ…?」というくらい麺がスープを吸ってしまいます。

後ろに並んでいたはずの小さな子ども連れの家族の方が先に食べ終わって帰っていくところを横目に見ながら、半分以上残っている麺を食べる(すすれないので、「食べる」という表現がしっくりきます。「ズルズル〜」ではなく「モグモグ…」)はもう当たり前。周りの目が気になるタイプの私は、後ろで並んでいるお客さんの視線が気になってしょうがないので、できる限り空いていそうな時間めがけて食べに行くしかありません。

メニュー制限つきの外食、舌を火傷しつづける冬…。

他にも、誰かとごはんに行くとき。自分でお店を選べるなら熱々なメニュー&回転率が早そうな多いお店は提案しません。お店に着いても、定食のような1人1メニュー注文するときは、冷めやすくて、提供されるまで時間がかからなさそうなメニューを選びます。(自分の料理が最後にくると、さらに遅くなってしまうので…泣)

あとは、冬は体を温めるためにホットミルクをよく飲むので、基本的にいつも舌が火傷しています。

「火傷するくらいなら、冷めてから飲めばいいのに」という話なのですが、待つことが苦手な私は、「これくらいの温度なら飲めるでしょ!」と過信してしまうんです。そう、何度冬を越しても学習しないんです。だから、「熱っ!!絶対また火傷したー…」と毎回言いながら飲んでいます。

あれっ、もしかして、猫舌って健康に良い?!

提供されたものをベストな状態で食べることができないし、冬はいつも舌が火傷でヒリヒリするしで、猫舌って損しかないって思っていたのですが、実は良いこともありました!

猫舌のことを他の人に話してみると「猫舌ってことは、ごはんをゆっくり食べるってことだよね。食べ物の温度が下がると薄い味付けで満足できるから健康にいいよ。しかも、冷めても美味しいって感じられるのは他の人より得してるんじゃない?」と言われたのです。

た、確かに…!!食べるときの温度に合わせて味付けするから、基本的に塩分控えめでOK。味噌汁も冷めてから食べるから味噌少なめだし、目玉焼きや豆腐には調味料をかけない。まったく苦労せずに減塩生活をしていたのです!

「ゆっくり少しずつしか食べられない=早食いしない」なので、胃腸に負担をかけるリスクも減るし、太りにくくもなるかもしれない。これまたラッキー!なのです。

お弁当も温める必要、一切ナシ!

他にも「ちょっと得しているかも?」と感じるのが、会社でお弁当を食べるとき。会社には電子レンジがあるので、みんな温めて食べています。2台しかレンジが無いので、少し遅れて休憩に入るとレンジ待ちが発生。貴重な休憩時間が電子レンジ待ちで使われてしまうのです。しかし、私は温めなくても良いので待ち時間ゼロ。休憩時間をたっぷり使えて、美味しく食べられる。まさに一石二鳥なんです!

冷めたお弁当を食べると、普通の人ならちょっとテンションが下がってしまうかもしれませんが、私はそんなこと全然ありません。「冷めたお弁当、美味しい〜」と、ニコニコモグモグしています。

実は猫舌って健康にいいんだ!今まで食べるのが遅くて誰かとごはんを一緒に食べることに劣等感を抱いていたけれど、他の人からみると羨ましいことなのかもしれない、そう思えると自分がちょっとだけ好きになりました。コンプレックス=劣等感ではなくて、個性。「猫舌」は私の個性であって、隠すことも一生懸命直そうとする必要もない。コンプレックスは自分の長所です。猫舌、万歳!コンプレックス、万歳!

この記事を書いた人

山崎

サンセリテ企画係。北海道旭川市出身。大好きな街、大好きな家族のもとを離れて、大学進学と同時に札幌へ。卒業と同時に、サンセリテ札幌に入社。サンセリテ通信、はじめましてペーパーの編集長。ほか数々の広告制作に携わる。いまでも、高速バスが旭川市に入る瞬間は、胸がぎゅっとする。やっぱり旭川が好きです。

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