お客さま健究員を巡る旅

なんと!サンセリテまで松島様にお越しいただいて

2020.03.15

人生の歩みや楽しく生きるヒケツ、自慢の健康法など、「なるほど面白い!」なお話をお客様にお聞きする本連載。今回登場いただくお客様は北海道在住、優しく明るい松島様です。当日の取材一行への「会えてよかった」という嬉しいお言葉と、自分も周りも楽しくする考え方が印象的。いつも前向きな松島様のターニングポイントに迫ります!

今回の投稿者
北海道 62歳
松島 よう子 様

薬はちょっと怖いから。

もう20年も前の頃、お腹がスッキリせず悩んでいました。それでも薬はやっぱりちょっと怖いので、自分のできる範囲でいろんなことを試していたんです。たとえば朝にりんごを食べてみたり。当時は今みたいにインターネットもないので、人づてに聞いてはそれを試していました。そうしているうちに、どこかで『すっきりハーブティー』を見つけたんです。飲んでみたらお腹の悩みが改善したし、値段も手頃だからやめる理由もなく今までずっと続いています。後になって、水分を摂ることが腸にもいいと知って、なるほどって思いましたよ。今では毎日寝る前に湯飲み茶碗1杯分を飲んでいて、たまに旅行に行く時も持参して忘れずに飲んでいます。

ちゃんとした会社だから、
ちゃんとした商品なのかな。

「これは誰々が梱包を担当した商品です。私が確認しました」と書かれた紙が、注文品に同封されていますよね。ある時、商品は合っていたんですが、宛名が別の方だったんです。私はかまわないけれど、もう一方のお客さんが大変かなと思い、会社に連絡しました。細かなやりとりは覚えていないんですが、その時の対応がとてもよかった。覚えていないってことは、嫌な思いはしていないはずなんです。電話に出てくださった方の対応がとてもよくって、その後にFAXや電話をした時も対応が丁寧でした。「ちゃんとした会社だな。この人たちが作っている商品なら、ちゃんとしたものだな」って、そういうふうに思えたのも、今まで飲み続けてきた理由のひとつかもしれません。

高校時代からの友だち5人組。

高校時代の友だち5人組がみんな地元にいるので、よく集まるんです。高校卒業してから、もうずーっと。暖かい時期には月に1回くらい。集まると気分は17、18歳くらいに戻ります。考えて言葉を選ばなくてもいいし、自分を隠さず好きなことを言い合える。50歳くらいになってからはみんな子どもも手から離れたので、今ではいつでも好きな時に温泉とかに行っています。誰かがどこそこの温泉に行きたいっていうと、「しょうがないなあ」って私がみんなを乗せて運転する。60歳の時は高校時代に修学旅行で訪れた長崎を2泊3日でまわってきました。次は70歳の時に遠出しようねって約束しています。今から楽しみですね。

バチ当たりじゃなくて、ご褒美。

友だち5人組とランチに行くと、いろんな愚痴が出ます。みんな親の世話などもあって疲れていて、「今日は甘いケーキ食べちゃおう。これくらい食べても私たちバチ当たんないよね、がんばっているよね」って言い訳しながら眉間にしわを寄せていました。そうしたら数年前、「自分へのご褒美で、どこどこへ行っておいしいものを食べたの」って言っている人の話を聞いたんです。目からウロコの表現でした。やっていることは同じなのに、バチが当たるじゃなくてご褒美って言えば笑顔で食べられる。それからは、おいしいものを食べる時にはご褒美って言うようにしたんです。他のことへの意識も変わったかもしれません。なんだかなあって思うようなことの中にも、いいことがあるんじゃないかって思えるようになりました。

バドミントンに、ハマっちゃいました。

ハーブティー以外の健康法はこれといってないけれど、もう20年近くバドミントンをしています。自分がやるとは全然思っていませんでしたが、40歳くらいに友だちに誘われたのをきっかけに、すっかりハマっちゃいました。持久力よりも瞬発力が大事なスポーツなので、それが自分に合っているのかもしれない。あそこに打てば、ここに返ってくるからこっちに動こうとか、そんな駆け引きも楽しいのかもしれないですね。今でも週に2回、午後1時から4時過ぎくらいまで練習しています。50代の頃は更年期なのか、「今日は練習行きたくないなあ」って思うこともありましたが、いざ運動したら元気になって帰ってくるんです。おかげさまで更年期も乗り切って、ずっと家にいなくてよかったなあと思います。試合は年齢別に分かれていて、今は60代のカテゴリーにいるんですが、70代のカテゴリーもあるんです。70代でも出場することをめざして、筋力が衰えないようになるべく歩くようにしていますよ。

生徒たちがかわいくて、かわいくて。

趣味になったバドミントンを活かして、5年前からは地元の女子校でコーチもしています。まあコーチといってもそんな大したものではないんです。私は基礎から習ったわけではないので、どうしようって生徒が来たら、一緒に先生のところに行く。もちろん、打ち合いはできますよ。生徒からすると、家族でも先生でもないから、話しやすいおばちゃんって感じみたいです。男性の先生には言いづらいようなことを話してくれたり、アイドルの誰が好きか聞かれたり。ちょっとついていけないこともあるけれど、今はもう子どもたちがかわいくて、かわいくてたまりません。学校の先生がなかなかやめられないのもわかる。卒業する時は私も大泣きです。

自分で自分を楽しませよう。

若い頃に仕事をしていて、いろんな人から教えてもらった言葉が今でも忘れられません。20代の時に会社の先輩が宴会に誘ってくれたんですが、「行ったっておもしろくないから行かない」と断ったら、「何言っているんだ。行って楽しいかどうかは自分次第だ。自分で楽しめ」と言われたんです。それ以来、自分で自分を楽しませる人間になりましたね。テレビを見ていて好きな人が出ていたら、ばんざーいって両手を上げたり。友人との旅行もランチもバドミントンも学校のコーチも全部、行くからには楽しもうと心がけています。おかげさまで、とっても楽しい人生です。その先輩にありがとうって言いたい。いい人たちに巡り会えて本当にラッキーだったし、これからもいい出会いがあるといいですね。

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