★すこやかさん

『早起きを「徳」にする方法』<後編>

2023.12.06

病院で相談するほどでもない、けど、ちょっと聞いてほしい…
そんな、ささやかかもしれないけど気になる健康のお悩みについて、「別に今はいっか…」となる前に!不健康(?)社員船谷の備忘録を覗いていきませんか?
万年寝不足、冷え性、頭痛持ち…と毎日自分の健康に悩まされている社員が
リアル生活を反省(開き直り)、日々の悩みの解決策を探っています。

乱れた体内時計を整えるには?

前回は「早起きは本当に徳なのか?」を調べるため、人間に備わっている「体内時計」についてお話ししました。

そこで、思いがけず私の「不良」時計が現れてしまったわけなのですが…

筆者
「夜も明るい部屋にずっといる、運動は苦手…
でも、それは私だけじゃないですよね?!みんなどうやって不良時計を更生させてるの?!」

ということで、乱れた「体内時計」の戻し方を見ていきましょう。

筆者もテンションを戻してね。

前回のお話はこちら↓↓↓

  • 「日光」は主時計の調節係

まず、1 日が24 時間なのに対し、体内時計は24.5 時間のリズムで動いています。

そうすると、何もしないと体内時計はどんどん外の世界の時間とずれてしまうのです。ねじを巻いて時計を調整するように、体内時計も毎日調整が必要。そこで大活躍なのが「日光」です!

主時計のある視交叉上核は、網膜から光の刺激を受けると「朝だ!」と認識し主時計を動かし始めるので、

毎朝日光を浴びると外の世界との時差をリセットできます。早起きしたらまずは日光を浴びましょう。

筆者
朝日は脳の目覚まし!寝落ちしてもかけ忘れないので安心です
  • 「朝食」は時差ボケを防ぐ

主時計を動かしても、末梢時計が寝ぼけていて2つの時計に時差が生じると、不調の原因になりえます。この時差をなくしてくれる救世主、それが「朝食」!というのも、朝の食事で分泌されるインスリンというホルモンには末梢時計をリセットする役割があるのです。日光で主時計を、朝食で末梢時計を動かすことが、体内時計の乱れを整える秘訣といえます。

コラム「早起きになるのは正常の証?」

体内時計は年を重ねるにつれ徐々に前倒しになるため、それに伴って身体の機能のあらゆるリズムが早めになるといわれています。年を重ねて起きる時間が早くなることは、身体にとっては「正常」な変化なのです。

朝を何倍も「徳」にしよう!

目が覚めても布団でだらだらしたり、「もっと寝なきゃ!」と、無理して二度寝を試みるのは、体内時計にとって逆効果。自分の身体のペースに合わせて体内時計を動かすためにも、目が覚めたら、まずは布団から一歩出て動いてみましょう!

筆者
一秒でも長く布団にいた方がいい!と信じて1分単位で目覚ましかけてました…まさか逆効果だったとは
  • 朝食には「ツナ」?!

タンパク質や魚の脂はインスリンを出やすくするため、朝食におすすめです。昔ながらの和食の朝食はバランスよくこれらが取れますが、洋食派の方にはそのかわりに、手軽に魚の脂が取れる「ツナ缶」がおすすめ。

  • 冬は手のひらで日光浴!

体内時計の調節には日光浴が欠かせません。しかし寒い冬にはなかなかおっくう。そんな時は、朝10分ほど手のひらに太陽光を当てるだけの「手のひら日光浴」がおすすめ!窓を開ければ室内でも効果があります。

  • 朝こそ趣味を楽しもう!

また、「朝の1 時間は夜の3 ~ 4 時間に匹敵する」と言われるほど、朝の頭はさえています。

そこで、せっかくなら趣味を楽しむ時間にしてみては? 読書や散歩、推し関連の創作活動もいいですね!

ちなみに映画館は朝早くから開いていたりするので、日光浴、運動を兼ねて外出するのもおすすめです。

筆者
なるほど…これを書いているのはいつも夜なんですが…早起きして書けばもっとバズるんですね!

筆者の文才まで解決できるかは分かりません…でも早起きで「体内時計」は更生できそうですね。

理想の起床時刻は十人十色。自分の時間を生きよう!

筆者
まず「目が覚めたら布団を出る」をやってみます!目指せ優等生!!…それでは寝る前に新しい本を軽く…(そして時計は真夜中へ)

体内時計更生への道のりは険しそうです。

そして次回は「日本の腸は、日本の食事で整える」!

サンマを汚く食べる選手権優勝候補の筆者が、「日本食」と「腸」の意外な関係に迫ります。

それでは次回もぜひお付き合いください!

早起きのついでに読書なんていかがでしょう?目の酷使が気になるなら濃縮ビルベリーアルゴスをぜひ!

※画像クリックで詳細をご覧いただけます。

濃縮ビルベリーアルゴス
この記事を書いた人

船谷

サンセリテ企画係。北海道札幌市出身。コロナ禍就活を経てサンセリテ札幌に入社。現在は情報誌など制作物の編集に携わっている「自称編集長」。頭痛腹痛眼精疲労の常習犯で、最近はアイマスクなしでは眠れない不健康社員。趣味は読書、野球観戦、コスメとディズニーに関わること。最近の悩みは、運命の化粧下地に出会えないことと、10年来のファンである日ハムがリーグ優勝を逃したこと。

この人の記事をもっと読む
この連載をもっと読む