バックナンバー
リンパケアで育てよう、あなた本来の『防ぐ』力 第1回
2026.10.16
第1回 「何となく不調」の原因はリンパに?!
お話を伺ったのは…
リンパセラピスト養成講師 笠原恵美子 さん
リンパセラピーインストラクター協会代表理事。北海道の健康管理士一般指導員取得の一期生でもある。
現在はリンパセラピストの育成や市民講座、セルフリンパケアやリンパ体操教室開催など精力的に活動している。
予防医学、東洋医学マニアの一面も。
現在はリンパセラピストの育成や市民講座、セルフリンパケアやリンパ体操教室開催など精力的に活動している。
予防医学、東洋医学マニアの一面も。
インタビュアーはこの人。
すこやかさん編集長 船谷(ふなや)
健康雑誌「すこやかさん」を編集する不健康な編集長。
好きなものは二度寝とネコ、苦手なものは早起きと虫全般。
好きなものは二度寝とネコ、苦手なものは早起きと虫全般。
リンパは不要なものを運びだす「下水道」
船谷
早速ですが、「リンパ」について、「聞いたことはあるけどよくわからない…」という方も多いと思います。「リンパ」とは一体どんなものなのでしょうか?
笠原さん
一般的にリンパと呼ばれるのは「リンパ液」「リンパ管」「リンパ節」の3つを合わせた「リンパ系」のこと。「リンパ系」の大事な役割は大きく分けて二つあり、一つ目は異物を排除する「免疫機能」。二つ目は老廃物を運ぶ「排泄機能」です。身体
に不要な老廃物や異物を運び出してくれるリンパは、健康寿命や免疫への意識が高まっている現代の私たちに欠かせない機能なのですよ。
に不要な老廃物や異物を運び出してくれるリンパは、健康寿命や免疫への意識が高まっている現代の私たちに欠かせない機能なのですよ。
船谷
なるほど、免疫の機能まで担っているのですね。
笠原さん
「リンパ液」は私たちの身体中に張り巡らされている「リンパ管」という管を通って老廃物を運び、関節にある「リンパ節」でそれらを浄化します。この流れが滞ると、体内に余分な水分や老廃物が溜まり、様々な体調不良につながります。
意識してリンパを押し出さないと…
笠原さん
リンパは押し出す力が弱くゆっくり流れているので、筋肉の運動や呼吸の助けを借りないと、なかなか押し出されません。
重力の影響も受けやすく、心臓から遠い足や指先などは特に滞りやすくなります。
重力の影響も受けやすく、心臓から遠い足や指先などは特に滞りやすくなります。
船谷
リンパがうまく流れないとどうなってしまうのでしょう…?
笠原さん
例えば余分な水分や老廃物は「むくみ」の原因にもなりますね。飛行機から降りたら足がパンパンに…といった現象もその一つ。また溜まった老廃物は、全身の疲れやだるさ、肌のシミ、しわの原因になりえますし、代謝が悪くなって太りやすくなる可能性もあります。
船谷
私は全部当てはまっているような気がしてきました…
あなたのリンパは大丈夫?セルフチェック!
笠原さん
まずは自分に当てはまる症状がないか、ぜひチェックしてみてください。「何となく不調」も、実はリンパの滞りのせいかもしれません。
船谷
私は5個も当てはまりました! 意識したことなかったのですが、私のリンパは結構ドロドロみたいです…

どんな悩みも、まずは「鎖骨」から
笠原さん
もし当てはまる項目が多くても、心配し過ぎなくて大丈夫。リンパは皮膚の表面近くを通っているので、皮膚に刺激を与えるリンパケアによって循環を促せます。特に自宅で出来る「セルフリンパケア」は、スキンケアなどの日々の習慣に取り入れて、毎日続けるのがおすすめです。
船谷
わかりました! 色々気になる症状があるのですが…おすすめのマッサージはありますか?
笠原さん
どのようなリンパのお悩みでも、全身のリンパ液の合流地点である「鎖骨」周辺をゆるめることが大切です。今回は基本である鎖骨周りをゆるめる方法を紹介するので、まずは図を参考に鎖骨周辺をほぐしてみましょう。

船谷
そうなんですね! 私も今日のスキンケア時から取り入れてみます。笠原さん、次回もよろしくお願いいたします!
この記事を書いた人
船谷
サンセリテ業務推進室所属。札幌市出身。情報誌ツールの制作に携わり、2025年~「編集長」の肩書をゲット。「頭痛」「腹痛」「天気痛」とは長い付き合いの不健康社員。趣味は読書、野球観戦、ディズニー関連など、雑食系オタクです。ディズニーに遊びに行く道中で邦ロックを聴きながら「人間失格」を読んでいたら、友人に怪訝な顔をされました。