★社員ブログ

皆さんは「一番好きな食べ物はなに?」って聞かれたら、何て答えますか?

2022.11.14

今回の投稿者
サンセリテ札幌
企画係
柴野

私の回答に、いつも周りはガッカリする。

皆さんには、「これが一番好き!」「○○している時が一番幸せ!」と言えるものがありますか??一番と言い切れるくらい好きなものあるって、本当に幸せだと思います。

しかし、しかし、悲しいことに私にはありません…。自分の中で、「これが一番!」「ダントツでこれでしょ!」と言えるようなものがないのです。

よく初対面の人と話すときに出る質問。

「好きな食べ物なに??」

どんな時でも食べたくなるほど好きな食べ物を回答したい気持ちがあるのですが、やはり残念ながら私にはありません…。なので、苦し紛れにいつもこう答えています。

「お肉」

う〜ん、我ながら苦しい…。「好きな飲み物は何?」と聞かれて「ジュース」と答えているようなもの。でも、これが私にとっての限界なのです(涙)。

「お肉」を意味するのは、牛肉か、豚肉か、鶏肉か、はたまたジンギスカンか…。

また、時々ある「一生一つのものしか食べられないとしたら何にする??」といったような「一生~~ならどうする??」系の質問に対しても、言うまでもなく回答できません。

食べ物、趣味や推し活等、一生し続けられるものとはまだ出会えていないからなのか、私の中の「好き」という感覚が鈍いからなのか…。学生の頃から、友人たちが一番好きなものをキャッキャッと熱く楽しく語り合っている姿を、教室の端っこで見ていた私。う〜ん、仲間に入りたかった!

コーンフレーク様、カレー様。罪深き私をお許しください。

加えて、私は「何かを継続すること」も苦手です。

例えば、朝食にコーンフレークやグラノーラを食べたいなと思って買っても、3日目には飽きてしまいます。

あんなに食べたい気持ちで買ったのに、いつもいつも3日目には手が止まってしまうのです。

忘れた頃に戸棚を開けると、残っているのはいつも湿気ってしまったコーンフレークの亡骸。これまでいくつのコーンフレークを供養してきたか…。数えたら心苦しくなってきました。

ケ○ッグさんかカ○ビーさん、1食食べきりパックを出してくれたら、多少割高であっても私、絶対買います…!(もう発売済みでしたら、申し訳ありません)

コーンフレーク、3日目。

ちなみにカレーライスを作っても、カレーライスとして食べるのは1回が限界です。

2回目からはトッピングで目玉焼きとか納豆とかチーズを入れたり、ドリアやチャーハンにしてアレンジをしてしまいます。カレーのアレンジレシピのレパートリーであれば、けっこう自信あります(いらん自慢)。

1回目のカレー。

夢の残骸、ご紹介します。

また、色々気になったものに手を出してしまいます。

例えば、カメラ。大学生の時に、「『趣味・カメラ』って言ってみたい…!」と、バイト代とお年玉を使って、当時約6万円のミラーレスカメラを思い切って購入したことがあります。

しかし、おでかけに持っていっても友達と話すことに夢中で、何も撮らずに持ち帰ることがほとんどで。

これは、ただのどデカい首飾りなのか?写真はほとんど残らず、残るのはかすかな肩こりだけ…。

残念ながら、今では部屋の常設オブジェと化しています。

まだオブジェとなる前のミラーレスカメラ。

他にも、水彩画、ゲームに漫画、本等…様々なものに手を出しては1か月程で飽きてしまいます。でも、いつかまたやりたいと思うかも…と思って捨てられず、部屋には物が増えていく一方です。

私の部屋に訪れた人は「柴野さんて、なんて多趣味な人!」と驚くかもしれませんが、当然ながらうんちくの一つも語ることはできません。

いよいよ心もお財布も、虚しくなって参りました…。

夢の残骸、一部だけご紹介。総額はなんと…計算すると辛くなるのでしません(涙)。

「私の一番」がないからこその、生きやすさもある?

「私にとっての一番」がなくてあちこち移り気な分、お金はかかりますし、物は増えていく一方で、大変なことも色々ありますが、良かったことも無くはありません。

1つは、「何かに精神的に左右される要因が少ない」ということです。

何か1つに固執することがない分、自分のメンタルに影響するものが少なく、自分で言うのも何ですが、基本的にいつも心が安定しているんです。

好きな芸能人の結婚ニュースで、会社や学校を休んでしまうほどショックを受けてしまう人っていますよね?他にも、インターネットで「仕事一筋だった人ほど、定年退職後やることがなく無気力になり、鬱になってしまうこともある」というような記事を見たこともあります。

社会人の先輩から「自分の機嫌は自分で取れるようになることが大切だ」という話を伺ったこともあります。そう考えると、自分は左右されるものが少ない分、少しお得なのかもしれないな。熱量を持って何かに打ち込めることが羨ましいと思う反面、適度な距離感で依存しないメンタルを持てているかも。と思ったり。

自分の隠された伸びしろに、こっそりワクワクしています。

もう1つの良かったことは、まだ「私にとっての一番を探す楽しみが残されている」ということです。

やはり、周りの人たちを見ていても「自分の一番」について話す人はキラキラ輝いています。私も熱意をもってキラキラと人に話せるものにこれから出会えるかもしれません。つまり、これこそが私だけに残された可能性であり、「伸びしろ」なんです(超ポジティブ)。

私自身、「いつか自分の一番になるモノは何だろう?」「私がキラキラ話せるほどのモノって何だろう…!」と、人知れずワクワクしています。私が一つのモノに夢中になったらどんな風にハマって、どんな風に自分が変わってしまうのか?不安でもあり、楽しみでもあります。フフフフフ…。

まだ見ぬ一番を探して、これからもめげずに前向きにたくさんのものに出会っていきたい!
そしていつか、コーンフレークを完食できる自分にも出会いたい!と心から願う次第であります。

まだまだ始まったばかりの社会人生活、仕事とプライベート、よいバランスで生活していく中でたくさんのモノに出会って楽しみながら頑張ります!コンプレックス万歳!

この記事を書いた人

柴野

サンセリテ企画係。札幌生まれ札幌育ち。幅広い人の幸せに携わりたいと思い、2022年新卒入社。現在は、主にサンセリテ通信の制作等に携わる。休みの日にはYouTubeを見て過ごす。社会人になり、有料会員になった。ジャンル問わずたくさんの動画を見過ぎて、気づいたら一日が終わっている。休日の過ごし方を模索中。

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