★すこやかさん

野菜嫌いvsべジファースト vol.4<後編>

2024.05.23

すこやか健究室-No.4『野菜嫌いvsべジファースト』後編

ささやかだけど気になる健康の悩み、ちょっと不健康社員と共有しましょ。
万年冷え性、腹痛頭痛持ち…と健康カンパニー所属とは思えない
「不」健康社員船谷でも実行出来る(?) ゆるっとお悩み解決策をお届け!
※なお本文は一人の作者が二重人格で書いています。

実践 野菜嫌いに出来るベジファースト

今回はベジファースト実践編です!

さて、野菜嫌いの筆者でしたが、前回の内容をみて少しはベジファーストに前向きになりましたか?

船谷
はい!『食物繊維』が大事なんですよね?生野菜は嫌いだけど、それなら食べられそうだなと思っていました!

なら良かったです。では今回は、ベジファーストをより効果的なものにするための実践方法を詳しく見ていきましょう!

(実践の前に)ベジファースト前編まだ読んでないよ~という方はこちらから↓↓↓

大事なのは最初の5分?!

さて、ではさっそくベジファーストを実践してみましょう!

夕食にこのようなメニューを食べる場合、どの順番で食べるのが良いと思います?

珍しく筆者が自炊したリアルご飯
メニュー名?…「冷蔵庫一掃セール開催中!」ですかね…
撮影に気を取られてティーパックを出し忘れたので、お茶が超濃厚でした。
船谷
えっと…まずは味噌汁かな。食物繊維の多いキノコが入ってるし…

はい、良い感じですね。次は?

船谷
で、みそ汁を飲み干したら、嫌々だけど人参かほうれん草だなあ…野菜を全部食べ尽くす!

あ、ちょっと待って!そこでストップ!味噌汁を飲み干して、野菜を食べつくす、それはあんまりおすすめできません。

船谷
え、どうして?!マニュアル通りだよ⁈

規則なんて破るためにある!みたいな破天荒な食生活している人が、突然のマニュアル人間発揮するのやめてもらえません?キャラ崩壊はご法度ですよ?

船谷
出たよたまにくるメタ発言…じゃあ何が正解なんですか?!

はい、実は「ベジファーストの実践」=「野菜のばっかり食べ」ではない、のです。

血糖値は、「食事開始から5 ~ 10 分程度経てば糖質をとっても急激に上昇しない」ので、最初にしっかり野菜や食物繊維を摂った後には、他の料理もバランスよく食べ、食事を進めていくことが大切ですよ。

船谷
なるほど…特に意識するのは食事初めの5~10分ってことで、一気食べの必要はないってことですね!むしろ安心しました、野菜を一気に食べるなんて…いやすぎて一日一食になる…

本当嫌いなんですね…。もはや野菜かわいそう(苦笑)

野菜だけ、が良いわけじゃない

また、「べジファーストのため野菜だけ食べて、パンや白飯は一切とらない!」といった極端な食事制限も危険です。

船谷
何となく良くないのは分かりますけど…それって具体的に何がいけないんですか?

極端な食事制限では摂取カロリーを抑えられますが、摂取できる栄養素も偏りますよね?我々の身体は三大栄養素である「炭水化物」「タンパク質」「脂質」、これらが揃っていないと、カロリーを減らそうが、食物繊維を摂ろうが、健康的な身体からは遠ざかってしまう一方です。

こちらのおしゃれメニューはフリー素材の画像。
筆者の自炊なわけがありません。(きりっ)

もちろん、野菜に多く含まれる五大栄養素の「ビタミン」と「ミネラル」も欠かせないですよ?

しかし、ビタミンだけでは、筋肉や骨は作れませんし、エネルギーは脳に届きません。疲れが抜けないフラフラの身体になってしまいます。

船谷
…ライブ遠征にお金も時間も溶かしていた頃は、栄養ゼリーを昼ご飯にしていましたが…確かに貧血常習犯だったし、よくつまづいてこけてましたね…ダイエットも兼ねて一石二鳥!って思っていましたけど、身体的には最悪の状態でした…

推し活もダイエットもほどほどに、です。推しを前にして倒れたくないでしょう?

バランスの良い食事をしっかり食べて、その中で食べ方を工夫する。それが「べジファーストの極意」です。

おまけ:日本の「スタメン野菜」って?

皆さんの家庭には「食卓のスタメン野菜」がありますか?得意料理や生活スタイルによって、冷蔵庫の中身は変わっててくるもの。国立研究開発法人医薬基盤・ 健康・栄養研究所が解析した結果によると、日本人の摂取量 が一番多い野菜は「大根」、摂取者の数が一番多い野菜は 「ニンジン」なのだとか。皆さんの好きな野菜はランクインしていましたか?

野菜嫌い筆者はかぼちゃとサツマイモが好き。
野菜っぽくない甘さが好印象です。

実践!ひと工夫で「べジファースト」習慣

では最後に、「ズボラ」かつ「推し活に時間を使い過ぎ」で外食が多くなる筆者でも実践できるような「ひと工夫ベジファースト」のやり方を3つ紹介しますね!

船谷
…いや、ちょっと待って⁈私のことなんだと思ってるの⁈一応「健康記事」の筆者だよ⁈
まぁでも、スマホの検索履歴が『ズボラ飯 レシピ』『三日坊主 なぜ』という単語で埋まっている皆さんのために、紹介しちゃってください!

え、だってその通りじゃないですか…あとその検索履歴は自分のでしょ。さも「みんなもそうでしょ?」って感じで読み上げないでもらえます?

…では気を取り直して、実際にありがちな食事パターンごとにみていきますよ!

こんな時どうする?ズボラVSベジファースト三番勝負!

三番勝負その1. 「前」野菜?「後」野菜

まず、野菜の中でも、食事の「後」に食べるべきものを見分けましょう!

血糖値の急上昇を防ぐため、

・イモ類 ・コーン ・甘く味付けした野菜

などの「糖質の多い野菜」は、白米やパンと同じ「食事の後半」に食べてください。

船谷
じゃあ、砂糖をかけたトマトは「後」野菜ですね

え、なんですかそれ⁈

船谷
北海道、特に道東では食べ物全般に砂糖をかける文化があるの!
私もおばあちゃん家でよく食べたな~。道民の「甘い」野菜代表ですよ。

なるほど…!道民のお砂糖文化についてはこちらの記事でも↓↓↓

https://sincerite.co.jp/wp-content/uploads/2021/12/newspaper10.pdf

三番勝負その2. ベジファースト VS コンビニ飯

船谷
というかそもそも私はコンビニ飯が多いんですけど…そんな人におすすめのベジファーストって、あります?

コンビニでできるベジファーストなら、一番手軽なのは「幕の内弁当を買う」ですね!

船谷
それだけ?!てっきり細かい指定が来るかと…

もちろん前編でも紹介したように、大豆入りの豆サラダなどもおすすめですが、ズボラさんにとって大事なのは「考えずに済む」ことだと思うんですよ。

だから幕の内弁当。これ一つ買えば、野菜も食物繊維も入っているので順番通り食べるだけ!まずは手軽なところから始めましょう?

三番勝負その3. ベジファースト VS 一品料理

船谷
そうそう、自炊も外食も、複数の料理食べるのってめんどくさいんですよね、よくわかっていらっしゃる…(笑)

特に自炊だと、皿洗いのことも考えワンプレートで済ますことも多いですよね。そんな時は「野菜少しトッピング」を意識してみてください!

自炊の圧倒的オススメは「ねぎの冷凍保管」ですね!

船谷
ねぎ、ですか?鴨はいらない?

…鴨の冷凍という高等技術がある人は、複数の料理食べるのめんどくさいとか言いませんからね、はい。

船谷
…ボケ過ぎましたすいません…

全く、ネギのイメージ浅すぎますよ。長ネギはあらかじめ切って小分けに冷凍しておくと、「今日野菜足りないな~」「お味噌汁の具がない…」って時に、いつでもすぐ使えて便利なんですから!

ズボラこそ「べジファースト」で健康に!

普段の食生活に気を使う暇がない人にとって「ベジファーストの実践」は高ハードルに感じるかもしれません。ですが、

・コンビニで選ぶお弁当の種類を少し変えてみる                          

・一品料理でも、ネギを散らすなどトッピングで野菜を意識してみる

といった、ちょっとした工夫で出来るのが「ベジファースト」。食べるものや時間を固定しなくてもできるので、「健康食生活の第一歩」として、取り入れやすいのではないでしょうか?

船谷
授業やバイト、勤務時間の関係で決まった時間に食事をとれない人は多いですからね。
弁当の種類を変える、1品付け加えるといった工夫は、今日のランチタイムからでも出来そうです!

そうですね!

「忙しいときこそ一品、トッピングでも先に野菜や食物繊維から食べ始める」これくらいのゆるい意識から、眠気やだるさを撃退していきましょう!!

おまけ

とはいえ、毎日真面目に頑張るのも難しい…そんな時もありますよね、そんな時は彼女のように、少しラフに生きてみる、という意識も大事かもしれません。(後輩の私にもとてもやさしくて、素敵な先輩です!)

↓↓↓

ベジファースト、+1品は何から始めたらいい?迷った時にはお手軽な青汁からはじめてみるのもおすすめ。

※画像クリックで詳細が確認できます

まるで緑茶のようにごくごく飲める青汁!
筆者のおすすめは豆乳割り。飲み心地はほぼ抹茶ラテですよ。

さて、次回は「靴底占いでわかる?! タイプ別正しい歩き方」です!

「姿勢」に比べて意外と気にされていない「歩き方」、間違い続けると実は腰痛、肩こり、老け見えの原因に?!

くせ別に6タイプに分けることで、あなたに適した歩き方を見つけちゃいます!

船谷
最近「骨盤矯正サンダル」で歩き方改善を始めた筆者の実践レポもお届け予定!
筆者の靴擦れが治るまで、もう少しお待ちください~
この記事を書いた人

船谷

サンセリテ企画係。北海道札幌市出身。コロナ禍就活を経て2022年に入社。現在は情報誌編集や「一級さん」の運営に携わっている、頭痛腹痛常習犯の不健康社員。社会人3年目のある日突然「編集長」と呼ばれるようになった。趣味は、読書、野球観戦、コスメ収集、アニメやマンガの考察。最近の悩みの種は、一軍アイシャドウが廃盤になったことと、日ハムがなかなか優勝できないこと。

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