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35歳で父になった音楽オタク夫。落ち着くかと思いきや、加速した話。

2022.02.13

サンセリテ編集部です。家族は身近な「他人」。やっぱり不機嫌でいられるのが一番シンドイ!家族に大人こどもがいると「しっかりして!」って、もしかしたらイライラする反面、好きなことに没頭して上機嫌ならみんなハッピーかなって。ギャンプルはツラいけど、楽器にハマる夫は大事にしなきゃいけない気がする。文化的っぽいってトクですよね(笑)

今回の投稿者
愚痴もネタにできればハッピーかもしれないので、ここにつぶやかせていただきます。
富永 寛子

子どもが生まれて、夫の「子ども化」が加速?

元バンドマン夫は、暇さえあればギターやシンセサイザーを触っている。私が床を拭いている時も、掃除機をかけている時も、洗濯物をたたんでいる時も、楽器で遊んでいる。子どもが生まれたら、さすがに落ち着くかと思ったら、逆だった。教育用という大義名分を掲げて買う。小さいアコギを買う。ギタレレというさらに小さなギターを買う。最近は、弦が3本しかない子ども用エレキギターも買った。

イーロン・マスク家の御子息とおそろいが我が家に!

ギターだけじゃない。シンセサイザーも買う。先日、イーロン・マスク家の息子さんが使っているシンセとおなじものを所持している事実が判明した。なぜ判明したかというと、仲良しのご家族からこのシンセの名前わかる?とインスタのスクショを見せられ秒で回答したので、これはあやしいと思って問い詰めた。ポイントを使ったので安かったと弁明していたが、お値段、13万円。ヘソクリならぬヘソシンセである。

しかし、なんでもいいわけでなく、厳選して買っていると主張している。

夫が子どものためにという大義名分のもとで購入したシンセサイザー。一番上は3弦のミニギター。右下のオランダのDATOは、速度のつまみがカメさんとウサギさんになっていたりと、細部まで遊び心があってかわいらしい。中段のグレーのものが例のヘソシンセ、OP-1。こちらはスウェーデン。左中段はアメリカ・サンフランシスコのbllp blox。子ども用とは思えないなかなかエグい音が出る。

我が家のシンセサイザー3カ条。

①midi単子がついているもの(他と接続できる)

②電池駆動のポータブルなもの(キャンプにも持っていける)

③デザインがかわいいもの(インテリアとしても良い)

など、いくつかのポリシーをもって、アメリカ、オランダなど世界各国のシンセサイザーを買い漁っている。子どもが遊んでいる動画をインスタにあげたりすると、メーカーが転載してくれて、喜んだりしている。なぜこんなに楽器が好きなのか。聞いたことがある。

「バンドって戦隊ヒーローみたいだ!」

バンドに興味を持ち出したのは中学の時。みんなそれぞれ戦隊ヒーローのように武器のようなもの(楽器)を持っていてカッコいいなとビジュアル優先で興味をもったらしい。(基本洋楽の夫だが、最初にハマったバンドはLUNASEA) 余談だが、ギターを買うと「これ、ギター以外入ってないでしょ?笑」ともろバレの形状のダウンボールで届くので届いた瞬間にすぐわかる。佐川さんやヤマトさんも「いっすねー」って感じで届けてくれる。(だからヘソギターはさすがに難しい)

不思議なかたちの段ボールが届いた。2週間で2回も!

佐川急便さんとの玄関コミュニケーションが弾む。

そういえば、我が家の玄関にはニューウェーブのヒーロー?の顔を並べたポスター(これもアメリカからお取り寄せ)を飾ってあるのだが、その絵を見つけた佐川急便のサトウさんが、目をキラキラさせた。「あ、スティング!デュラン・デュランもいる!シンディー・ローパー!うわー、懐かしいっすねーーーー、世代ですからね。中学の頃とか思い出しちゃいますよ」と、昔を懐かしむ佐川のサトウさん。伝票サインもそっちのけで、見入っていた横顔はまさに「大人こども」でした。

この記事を書いた人

富永寛子

サンセリテ編集室ライター。東京都在住。高校の同級生である夫と、5歳娘、2歳息子の4人暮らし。渾身の高齢出産2発のせいか、年間50日キャンプに出かけているからか、お肌の急激な衰えが気になり出した今日このごろ。カツ丼、ラーメン、唐揚げ、ケーキなどのハイカロリー食が大好物なのでマルチビタミン&ミネラルは欠かせない。実家の五島列島から送られてくるお魚で日々のタンパク質は補給。3階建ての狭小戸建に住んでいるため、階段の登り降りが激しいが、貴重な運動機会なので、余計に登り降りするように心がけている。

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