★すこやかさん

お昼は眠い?それ、健康の証です!<前編>

2024.09.05

ささやかだけど気になる健康の悩み、ちょっと不健康社員と共有しましょ。
万年冷え性、腹痛頭痛持ち…と健康カンパニー所属とは思えない
「不」健康社員船谷でも実行出来る(?) ゆるっとお悩み解決策をお届け!
※なお本文は一人の作者が二重人格で書いています。

「昼寝」は健康に良い??

突然ですがみなさんは、「昼寝は健康に良い」と思いますか?

船谷
え~どうだろ…学生時代はよく葛藤の末眠気に負けて怒られてたし…
そんないいものとは思えないよね、正直。

なるほど、文系脳の筆者が数学の授業で爆睡してる姿は、容易に想像できますね。

船谷
ぐぬ…悔しいけど事実なんだなこれが…
最近だと、休みの日にうっかり昼寝しすぎて『貴重な休日がぁ~!!』と絶望の目覚めを迎えることもしばしばです。

朝日ではなく夕日で目覚めるやつですね。たしかに昼寝は「公共の場では怒られる」「うっかりしてしまうと罪悪感を覚える」と思っている方が多い気がします。

ところが最近の研究では、「昼寝は1日を健康的に過ごすために推奨されるべき」として、怒られるどころか、推奨されてきているのですよ!

船谷
好感度ゲージ急上昇すぎない?!でもそれは気になる…昼寝が褒められる世界線って、最高じゃん?

そうですね…人にとっては最高な世界の爆誕かも?

ということで今回は、1日を快適に過ごす「健康的な昼寝の方法」を学んでいきましょう!

船谷
読み終わったら即実践!でOK!あ、でも記事を読んでる間は寝落ちしないでね!

眠気のピークは「8時間後」

船谷
そもそも昼に眠くなるのは、私がなまけものだから、ってわけじゃないよね…?

筆者がなまけものなのは否定しませんが…どちらかというと、「体内時計」のせいですね。

船谷
そこは嘘でも一旦否定してほしかったなぁ~…体内時計って、早起きするのに関わっているあれでしょ?

そうです、過去にも「早起きは本当に得か」を検証した際に特集しましたね。

初期の記事なんて知らん!って人はこれを機にぜひ

人間の脳は常にすさまじい量の情報を処理し続けています。そのため休まず働き続けると、パンクをして処理落ち状態に…。

脳の処理落ちは人体にとって一大事。なんとしてでも避けなくてはなりません。そこで活躍するのが「体内時計」!

脳の処理落ちを防ぐために、「体内時計」には、起床から約8時間後と22時間後に意図的に眠気を誘発する「逆アラーム」機能があるのですよ。

船谷
眠ることで回復しようとしているのね、某鬼の妹ちゃんみたいに…

その通り。

体内時計が正常に働いている人が朝6時~7時に起きると、その約8時間後にあたる午後2時~3時頃には強い眠気を感じる…すなわち、昼寝したくなるのです。

船谷
私のせいじゃない!それだけで安心!!犯人は体内時計だ!!!

…これ、筆者も一回眠らせて黙らせた方が良いかしらこれは…

コラム:ご先祖さまも昼寝をしていた?

鎌倉時代、特に寺院・禅寺においては睡眠時間の管理が厳しく行われていたそう。

さすがお寺さん!お手本のような生活!…と思いきや、実際には規則を破って居眠りをしてしまう人も、ちらほら見受けられたのだとか…

船谷
時代や規則が変わっても、身体的な機能は変わらないしね。
「昼寝したい!」という欲求は未来永劫なくならない…かも?

リズムに合わせた「浅」昼寝で快眠へ

一日の中でも眠たくなる時間にリズムがあるように、一度の睡眠の中でも眠りが「深くなる」、「浅くなる」リズムがあります。このリズムに合わせて昼寝をすると、脳の疲れが回復しやすくなるといわれていますよ。

船谷
それが健康的な昼寝の方法ってやつですね!

はい。

そもそも睡眠は、脳が活発に動いているレム睡眠と、身体も脳も休まるノンレム睡眠の2種類があります。

レム睡眠とノンレム睡眠が切り替わるスパンは大体決まっており、

・入眠直後~30分→浅いレム睡眠

・入眠30分~120分→深いノンレム睡眠

120分以降→浅いレム睡眠

といったリズムになることが多いです。なので当然、昼寝もこのリズムに合わせる方がいいですよね。

船谷
ということは…どういうこと?

……

船谷
分かりやすく教えて(´・ω・`)

しょうがないなぁ…。

では改めて。眠りは深くなればなるほど起きにくくなるものなんです。真夜中に無理やり起こされると眠くてたまらないですよね?それは、深い眠りから無理やり覚醒しているから。

短時間で起きなきゃいけない昼寝では、深い眠りに入る前の「レム睡眠」で目覚めることが大切。

つまり、「昼寝は30分以内で終らせる」!これだけでも、より効率よく健康に良い昼寝になるのです。

船谷
心地よくてついダラダラ寝ちゃうけど…すっきり戻ってこれるタイムリミットは「30分」なんですね!

正しい寝方で、昼寝は怖くない!

どうでしょうか、正しい睡眠の仕組みを理解することで、昼寝への罪悪感が減ったのでは?

船谷
「体内時計による指示で脳を休めるための30分以内昼寝」
そう思うと積極的に取り入れたくなりました!

何事もむやみに怖がったり避けるのではなく、背景を理解して正しく付き合っていくことが大事ですからね。

船谷
そうそう!大事なのは理解と付き合い方だよね。
私は受験生の時、同級生に突然志望校マウントで煽られ始めて。
動揺したんですが、「あ、これ成績上がらないことの八つ当たりだ…」と気付いてからは、
「かわいそうに(⌒∇⌒)」とスルー出来るようになりました♪

え、なにその限界受験生エピソード。こわ…。

船谷
みんな日々脳を酷使していますからね。疲れていたんですよ、その子もきっと(⌒∇⌒)

たかが受験、と思えるほど人間出来ていませんからね…

勉強や仕事で切羽詰まった時ほど、しっかり昼寝して脳休めていきましょう??

次回も引き続き「昼寝」について掘り下げていきます!今日よりも具体的な方法や、思いがけない健康メリットについても解説予定。ぜひお楽しみに!

この記事を書いた人

船谷

サンセリテ企画係。北海道札幌市出身。コロナ禍就活を経て新卒でサンセリテ札幌に入社。現在は情報誌編集や「一級さん」の運営に携わっており、3年目のある日突然「編集長」と呼ばれるようになった。頭痛腹痛常習犯の不健康社員。趣味は、読書、野球観戦、コスメ収集、アニメやマンガの考察。最近の悩みの種は、一軍アイシャドウが廃盤になったことと、日ハムがなかなか優勝できないこと。

この人の記事をもっと読む
この連載をもっと読む